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30.歯槽膿漏 治療
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歯槽膿漏の治療は、いろいろな段階にわかれています。軽症の場合は歯槽膿漏の原因となる菌を除去し歯茎の腫れや出血を抑える治療をします。
中等度〜重症の場合は抜歯や器具を使っての歯胚細胞を再生させる手術などを行って歯を残存歯としてとらえる治療を行います。
抜歯したのちのインプラント手術や再生療法は保険適用外で治療期間も長引くどころか医療費もかさんでしまいます。そうなってしまわないように早めのケアが大切になります。
歯槽膿漏は歯科医院での治療だけではなく、歯槽膿漏を引き起こす原因が糖尿病や膠原病、高血圧などの疾病にあるのだとすれば、こちらも合わせて治療を進めていかなくてはいけません。医師の指導のもと、少しでも生活習慣病を緩和させる治療を進めていきましょう。
また歯槽膿漏を引き起こす菌(歯周病菌)や虫歯菌などを殺菌できる次亜塩素酸電解水が特許を経て販売されています。市販されているマウスウオッシュのように使用しますが、効果は市販品より大きく口臭の原因となる菌を溶かし、歯垢・歯石も抑制します。
歯槽膿漏と決別するためにまた、歯槽膿漏を再び引き起こさないために、毎日の習慣にされるといいでしょう。
但し、歯槽膿漏を引き起こす菌を殺菌する目的でうがい薬などを多用しすぎると、口腔の中にいる常在菌までも死滅させてしまいます。逆に口の中のペーハーバランスが傾いてしまい、カンジダ感染症などに罹りやすくなってしまうこともありますので、適度なうがい、また医師の指導が大切になります。
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