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7.歯周病の症状 |
歯周病の症状は、自覚症状のほかに自分よりも他人が先に気付く症状もあります。
自覚症状の大きなものとしては、歯茎の腫れ、出血、痛みなどが挙げられます。歯磨きをした際に毎回出血が起きたり、リンゴなどの歯ごたえが強く固いものを噛んだときに痛みが走ったり、出血がおこったりするのも歯周病のサインといえます。
このほかにも、鏡でご自身の歯茎を映した際に、歯茎の色が黒ずみや、白く見えたり傷などが付いていないかチェックすることでも歯周病は見つかることがあります。
引き締まったピンク色の歯茎が健康のしるしですが、明らかにぶよぶよしていたり、歯の隙間が広がってきたように感じるようであれば、歯周病が進行している証拠です。即歯科医を受診するようにしましょう。
他人が先に気付く歯周病の症状は、口臭です。口臭の感じ方は人それぞれですが、本人よりも他人が一番先に気付き不快感をあらわにしてしまう症状です。喫煙やストレス、歯を磨かないなどが原因で口臭がきつくなる場合もあります。
歯周病にはいろいろな症状がありますが、ここにあげた症状は内臓疾患の合併症である場合も考えられます。 貧血や自己免疫疾患などで口の中に影響を及ぼしている場合もありますし、口臭がきつい場合は強固な便秘を解消することで緩和されることもあります。 歯周病の症状が見つかり、即座に治療していくことも大切ですが、多方面から病気がないか調べることも必要です。歯周病の症状だけではなく、体の他の部位に自覚症状はないかセルフチェックを行うこともお勧めします。
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