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9.歯周病歯磨きの方法 |
歯周病の方はぜひ歯磨きを励行しましょう。但し、漫然と歯磨きを行うのではなく「歯垢を除去すること」「歯茎をマッサージすること」などを意識しながら行うとよいでしょう。
歯の磨き残しは歯垢を増殖させる最大の敵です。歯垢はどういうところにたまりやすいかを把握してみることから始めましょう。
ドラッグストアなどで、歯垢に反応して発色する染めだし薬などが販売されていますので、ご自身の歯の磨き残しなどをチェックされるとよいでしょう。歯科医などでも歯科衛生士の指導のもとで歯磨きの方法指導などを行うことがあります。
歯と歯の間や歯茎と歯の間、奥歯の深い溝や歯ブラシが届きにくい奥歯の内側などを念入りに磨くよう指導が入ることでしょう。また、歯ブラシで歯茎をマッサージするように磨くことをお勧めします。歯ブラシを縦方向や横方向ばかりではなく、ぐるぐると円を描くように動かすと歯茎の血流もよくなります。
歯磨きの方法として忘れられがちなのですが、小刻みに歯ブラシを動かして前歯の歯間の歯垢を除去することも大切です。
歯茎からの出血が気になる方は、歯ブラシの毛の硬さなどにも着目してみましょう。ふつう〜やわらかめの歯ブラシを選んだり、豚毛の歯ブラシなどを選択することも一案です。 歯間フロスなどを利用して、歯と歯の間を掃除することも重要です。デンタルフロスはドラッグストアなどのデンタルコーナーで購入できます。若干高価ですが、使い方を覚えると手放せない商品になります。
このように歯ブラシ以外のデンタルグッズを駆使することでも、歯磨きの効果を高め歯周病を快方に向かわせたり、予防にもつながります。
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