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5.歯周病の特徴 |
歯周病の特徴は、とても分かりやすく鏡を見て自己診断することも可能です。また自覚症状が顕著に出やすいのでまめにセルフチェックを行うと歯周病の早期発見にもつながります。
起床時に口の中がネバついたり、歯肉の一部がはれ上がっていたりむずがゆく感じたりしたら歯周病のサインです。 歯磨きの度に出血があったり歯茎にハリがなくなったと感じたりすることもあるでしょう。このほかにも歯茎がやせてきた、すきっ歯が目立つようになってきたなどといった特徴的症状も見受けられますがこうなると歯周病が進行してきた証拠です。 触ってみると歯茎がぶよぶよしている、膿をもっているなどという場合は即受診されることをお勧めします。口臭がキツくなったと感じたり、固いものが噛みにくくなったなどという特徴もありますので、少しでも心当たりがある方は歯科医の診断を仰ぎましょう。
歯周病の特徴的な症状をあげましたが、口臭がきつくなったと感じる場合、内臓疾患や強固な便秘など歯周病とは違う所見も考えられます。また歯茎からの出血は免疫疾患や貧血などの所見にもつながりますので他の角度からもご自身の体調をじっくり見据えてみることをお勧めします。
歯周病の治療の特徴としては、歯垢除去や歯周病菌の除去治療などがあげられます。歯周病患者が正しい歯磨き方法をマスターすることで歯周病の再発防止につながります。初期の歯周病は治癒も早く、悪化してしまえば悪循環で症状が進行していく一方です。歯周病の特徴を把握して、ご自身でも歯周病チェックを行ってみてはいかがでしょうか。
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