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2.歯茎の病気 |
歯茎の病気はまとめて「歯周病」と呼ばれています。あなたの歯茎を鏡で見てみましょう。
ハリとつやのある濃いピンク色をしていますか?インターネットで検索すると、歯茎の病気に罹った方の画像や図解を見ることができます。
ネット上で見られる症例は一般人にも分かりやすいように重症化した症例であることが多いのですが、明らかに歯茎の色が黒ずんでいたり、腫れや痛みを感じるほか、歯間が広がってきたなどの自覚症状があれば、歯周病の始まりまたは進行した状態といっても間違いはないでしょう。
歯周病は口腔内に雑菌が繁殖して起きた状況がほとんどですが、歯茎の状態から貧血が懸念されたり梅毒や真菌に感染しておこる症例、このほかに歯科治療の際に用いた金属が歯茎と反応して染色されてしまった(メタルタトゥー)場合もありますので気になる方はためらわずに歯科医または口腔外科医の診察を受けるべきでしょう。
乳幼児に多くみられるのですが、真菌の一種でもあるカンジダ菌が口腔内や歯茎に繁殖して白く炎症を起こしたように見える「鵞口瘡(がこうそう)」などの病気もあります。
成人でも免疫力や抵抗力が著しく落ちた時に「カンジダ感染症」に罹りやすくなります。歯周病の治療とは全く別の治療を受けることになるので、なまじ治療はせずに専門医の指示を仰ぐようにしましょう。
歯周病が進行すると、歯がぐらついたり、化膿したりなど食生活にも影響を及ぼすことにもなりますので、じっくり歯周病を完治させることが大切です。
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